番外編①
留学中のパースで色々と楽しんだ事(スポーツ・キャンプ・アウトドア・旅行・イセエビハンティングなど)
さて番外編
パースでツーリズムコースを勉強してた2年間は勿論勉強だけしてた訳じゃなくて、自由時間には色々な事をしていた。
《学校はただ単に勉強する所だった》
単純に学校以外でクラスメートと会う事は殆どなかった。まーツーリズム専攻なんで基本女子が多かったんだけど、学校の外で会うクラスメートはアジア系移民の男の子一人だった。
良くガイドブックなどではオージーは皆きさくでフレンドリー的な当たり障りのない事が書いてあるけど、一般的に、特に若い世代でフレンドリーさを感じる事は殆どなかったな。。正直学校では完全アウェー感にいつも包まれていて、ふと高校の頃クラスにオーストラリア人の女子が一人交換留学で来ていた事を思い出した。
その留学生は女子だったので、俺は勝手に自分達があれこれ世話を焼かなくても、女子生徒達と仲良くするだろう、と思い込みあまり交流することなく彼女は帰って行った。が、後から英語科の担当の先生からその留学生はすごく孤独を感じて寂しい学校生活を送っていた、という事を聞き、俺はその時初めて
”目が青くて金髪でやたら胸がデカくてちがう言葉をしゃべってても、皆同じように寂しいと感じるし、男だろうが女だろうが友達が必要なんだ!”
と当たり前の事に気づき、17歳にもなって初めて、外国人も同じ人間で、同じように笑ったり怒ったり悲しんだりするんだと実感した。(17歳にもなって何やってたんだ、俺!やっぱり野球ばかりやって外の世界を何もみないからこうなるんだ。。)
なんでもっと話しかけたりしなかったんだろう、彼女は本当寂しかったんだろうな。。などと後の祭りの後悔をしたんだけど、あの時の彼女の孤独感は今の俺が感じてるものより遥かに大きかったんだろうな、と想像したりしてしまった。
《プライベートは色々と充実していた》
ただ俺は学校の外で色々と友人が出来て、プライベートの方はかなり充実していた。バイトにサーフィン、サッカー、ダイビング、格闘技、夜遊び、他のアクティビティと活動を広げていたため友人関係も広がっていった。そんな中でも特にはまったのがサーフィン。途中から海沿いのアパートのシェアに引っ越し、ちょっとでも時間が空いたら勉強やバイトの合間にもいっていた。
サッカーチームにも入って毎週末ボールを蹴っていたのだが、このオーストラリアの良い所は天然の芝生のグラウンドがそこら中にあること。平日なんてそこで誰もやっていないのだから何て贅沢なんだと思う。スポーツする環境はとても素晴らしいと思う。
アウトドアアクティビティ天国のオーストラリアはアウトドアに経験豊富な人でなくても楽しめる要素は沢山あると思う。その2年間ではまったのはキャンピング旅行。2日間から1週間以上まで学校のホリデーの度に出かけていた。
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オーストラリアのキャンプ場は基本設備が整ってテント生活でもシャワーやトイレ・キッチン・BBQ設備などが使用でき便利である。ちなみにオーストラリアは法律でやたらとその辺にテントを張ることは禁止されているので、自由度が低い分良し悪しはあるけど。
とにかくはまったのはレンタカーなどを何人かでシェアし、ガソリンや食費その他掛る経費を割り勘して色々と回ってキャンプする事だった。そういう旅を一緒にした友人とは何か特別な事を共有したような気がして、
勝手に恋をしたりしては振られたりしていた。。
《西オーストラリアでしか出来ないアクティビティー・海のハンティング❕》
他に時々やったアクティビティと言えばダイビング。留学先をバースに決める時のきっかけとなった例の本に出ていたハンティングダイビングをするためだった。ここパースではダイビング中イセエビを捕まえる事が出来るのでそれ目的でやったり、ナイトダイビングで車エビやカニを追っかけていたりしていた。
勿論アウトドア系以外にも色々と楽しい事はあるのでそのあたりの話は次回で