DavePerthのオーストラリア生活記&海外旅行記

オーストラリア永住者の現地情報(生活・サーフィン・アウトドア)や海外旅行記など

Road to オーストラリア永住権⑬

自分の体調を見ながら仕事をしていたのだがある時9月頃、また一波乱起こった。

自分のいた会社から多くの人材が申し合わせたように、とある元々協力関係にあった同業他社から一斉に引き抜きに合った。

そしてその引き抜いた会社が違法に俺のいた会社のツアーをパクリ、さらに会社を移った人間がこちらの会社に在籍中に社外秘の情報を新しい会社に送っていたりしていた事が判明して、皆で示し合わせて組織的に行っていた事を示唆していた。

ことの原因は、例の困ったCEOのMの経営手腕に対しての不安から来る、集団ヒステリーをその会社に利用され、ツアーやら情報やら人材やらを持っていかれたのだが、はっきりいってやってたことは全て違法だった。

俺は自分のいた会社の将来などどうでも良かったし、Mの事も勿論半分無視してマイペースで仕事していたのだが、この件に関しては憤りを感じずにはいられなかった。

何故ならやり方が稚拙で卑怯でどうしようもなく人間として低レベルだったからである。

別に会社など自分の働きたい所で好きなようにそれぞれ勝手に働いたり辞めたりすればいいのだが、良い大人が集団でこそこそとして、しかも違法行為の片棒を担いでその言い訳を全てMに押し付けるのは非常に愚かな人間のやる事で、軽蔑的な感情しか思い浮かばなかった。

なのでこれに関してはMとコミュニケーションを取り、訴訟を起こすのであればその確証集めなど協力を惜しまない旨を伝え彼をプッシュし、それが俺のこの会社での最後にやる事だと思った。

しかし腰抜け野郎のMは、最初は鼻息も荒く色々と訴訟の準備もしていたが、途中で色々と周りの圧力を受け、何と訴訟を取りやめやがった。。

その結果、悪党どもは何もなかったように違法にコピーしたツアーを使い集客して利益を得ていた。

 

俺は色々な意味でガクッと力が抜け、Mやその悪党ども、そしてゴールドコーストの日本人村社会にもホトホトうんざりして、何もかもどうでもよくなった。

早くこんな所はおさらばしたい、それだけを考えて新しい生活に目を向けていた。

ただただ惰性で残りのゴールドコースト生活を終え、何の感傷も無しにアパートを退去し、荷物をまとめ旅行を挟み新たな地・ケアンズへ向かった!!

 

 ようやくまた新しい一歩を踏み出す時が来たんだ!!

 

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(自由テキスト)