DavePerthのオーストラリア生活記&海外旅行記

オーストラリア永住者の現地情報(生活・サーフィン・アウトドア)や海外旅行記など

スマホも地図アプリも無くても冒険は出来た❕中国から中央アジア ~シルクロード横断ディープ旅~ ベトナム編②

 <ハノイ滞在>~無秩序なハノイの人々と、久々の友人との再会~

 

ベトナムにビジネスにルールは無く、名前はパクリ放題!??》

次の日の朝(もう既にほぼ朝だったが)、クレアーが2泊3日のハロン湾ツアーに行くので、彼女が申込みをした旅行代理店に一緒にチケットを取りに向かった。付近を歩いていると、そこは安宿が多く旅人が固まっているせいか、無数に旅行代理店が有り、シンカフェという名の会社が多い。

シンカフェというのは20世紀後半にオープンバスチケットの取り扱いなどで欧米人バックパッカーの間で人気が出た旅行代理店だが、あっという間に有名な会社になったのは聞いたことがあるが、こんなにも同じ地域に支店がたくさんあるのだろうか?不思議だ。

クレアーの目的の代理店に着くと、感じの良い可愛らしい女の子がカウンターにいた。そこのオフィスもシンカフェの看板を掲げているので、ここもあのシンカフェの支店なのかと尋ねてみたら、何と全く関係無いのに有名だから勝手に名前を使っているとのこと。。て、ことは?

他のこの辺にあるシンカフェと名乗ってる数十件の代理店は皆勝手に本家のシンカフェの許可無く使ってるのか?と更に尋ねると、悪気も無くあっけらかんと、”そうだよ”といいやがる。

何ともあっさりと彼女は詐欺罪を告白しているのだが、ここだけでなく周りを見渡すとそこらじゅうに“シンカフェ”の看板が見えるのは一種異様な光景である。一人・二人でも問題なのにそれどころか何十人もの本家”シンカフェ”と縁もゆかりも無い人達が勝手に”シンカフェ“の名前を使っているのである。

これがオーストラリアであればこれは大問題になるし、ニュースなどでも取り上げられるだろう。がここではまるで森で鳥がさえずるように自然と”シンカフェ“の看板が至る所に並んでいて、その事に誰も突っ込みを入れない。。

彼女曰くベトナムは商標登録やビジネスネームに関しての法律が整っていないので皆どんなビジネスでもこういう風にやっている、と抜かすが彼女の言っている事は全面的には信用出来ない。

が、だいたいどこも皆こんな認識なんだろう。ということは一体”本当のシンカフェ”はどこにあるんじゃい!おそらくロンリープラネットにでも載っている所が本物なんだろう。さすがにタイなどでもこんな話はないぞ。。

ベトナムひどいな、面白いけど。。

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カオスなハノイは公衆トイレもカオス。。

《ババアに危うくボラれそうになる》

そしてクレアーをバスまで見送ったが、別れ際の彼女はとても押しが強く、強引に俺の旅のプランを決め、中国で途中彼女が住む街・広州に寄り、そこで一緒に時間を過ごす事になってしまった。。

ここできっぱりさよならしておかず、メールましてや携帯の番号など交換してしまったのが後々の面倒な事を運んで来てしまうのだが、この時は全くそんな事を考えてなかった。。


その後少し友達との合流まで時間があったので、町を散策することにした。

腹が減ったので近くにフォーの屋台があるので食べてみる事にした。テーブルにハーブが乗せてある皿があり、どうやらそれを地元民は大量にフォーの上に乗せて食べている。俺も地元民の真似をしてそれらの香草を大量に乗せて食べたら、バジルの香りがきつい!あと、以前ラオスでも思ったが、麺にミントは合わない!これだけははっきり言っておく。

そして会計の際にひと悶着。看板にはベトナム語の横に25000ドンと30000ドの2つの値段が表示されていたが、俺は確か25000ドンのフォーを指さしたはずだが、おばはんは30000ドンだと言う。

【そこで俺は、自分があいまいに2つの値段の間を指さしてオーダーしたから出てきたのは30000ドンのフォーだったのか、あるいはテーブルのハーブが追加として取られるのか、などととんちんかんな事を考えてしまっていた。】

そして要求された通りプラスの5000も払おうと出したら、それに気づいた料理を仕切ってるっぽい若い女の子がさっと来てばばあの手元から5000ドンを奪い取り俺に返してきて、ソーリーソーリーと本当に申し訳なさそうに誤り、ババアをしかり始めた。

なんだ、やっぱり俺はちゃんと25000のフォーをオーダーしていたのか!!ババァ~~~~~~、俺からぼったくろうとしていやがったのか!! 

なんてことしやがる!

そしてババァは女の子に怒られた後も拗ねてムスっとしてやがり、何とも腹の立つ顔め!

そして俺自身も頭がまだ旅モードにちゃんとシフトされておらず、油断をしていたので己自身にも腹が立つ!これから先もっと手強い所に乗り込んで行くのに何やってんだ、俺!ちょっと気合い入れなおそう。

ただ短い時間なりに観察した印象ではどうやらベトナムでは20~30代の若い女性が真面目に働き、きちっとしたサービスをしてる感じで、そこの層を信用するのがよさそうだ、ババアくたばれ!

 

《日本からの友人と合流❕ つかの間の野郎二人旅が始まる》

昼過ぎに宿に戻り友達のKが既に予約したホテルに行きしばらく待っていると、ようやくKが到着。久々の再会だ。Kはパースでお互い留学生だった時に出会ってからの付き合いでもう10年になる。今ちょうど日本はゴールデンウィークなのでタイミングを合わせ合流した。

Kも旅好きで色々な所に行っているが今回お互いベトナムは初めて。Kと合流している間はバックパッカースタイルというより短期の個人旅行といった感じだ。一人旅もいいけど、やっぱり久しぶりの友人との旅行はいい。特に気の合う男友達とは気楽だし、行動的にもなるし、一番面白い。

Kとのミーティングの結果、大和撫子との出会いがありそうなハロン湾のツアーを申し込む事にした。一緒に旅行出来る時間は限られているので、明日から2日間のツアーを早速申し込む。デラックスタイプのUS$70のツアーには食事等全て含まれているらしい。こういうツアーは普段参加しないので楽しみだ。大和撫子2人組がいることを強く願う。

積る話で盛り上がりお互いの近況などを話し、晩飯を食べ宿に戻ると、この所の疲れからか何と10:30に寝てしまった。

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麗しのホアンキエム湖では結婚式も行われているみたいだ

 

 

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