オーストラリアでの仕事探しについて②（最新アップデート）～Job探しサイト活用編～
＜自分の状況や探している職種に合ったJob seeking siteを上手く活用しよう＞
前回は履歴書などオーストラリアでの仕事探しに必要な書類の準備についての記事を書きましたが、今回はその続きで実際に仕事探しを始める時に利用するJob seeking sitesの利用法やワーホリや学生の人達にも探しやすい職種などに便利なサイトなどを紹介したいと思います。
＊あくまで個人の経験から来る認識や見解なので、勝手な事も書いてますが一意見やひとつの情報として捉えて下さい。
- ＜自分の状況や探している職種に合ったJob seeking siteを上手く活用しよう＞
- リクルートサイトの種類
- SEEK（幅広い層に利用価値が高い王道）
- JORA Australia（永住者からワーホリまで割とすぐに働きたい人向け）
- 余談・個人的にGumtreeというサイトはお勧めしない
リクルートサイトの種類
オーストラリアでの仕事探しをする際、ひと昔前は直接色んな所に履歴書を持って行ったりしましたが、今はオンラインで応募するのが主流です。
職探しを始めるに当たってどのJob seeking siteを利用するか迷ったりするかもしれませんが、今回の職探しで僕も何個かのサイトを利用しました。今回使ったサイトは以下の通りです。
- Seek
- JoraAustralia
- Careerone
- Ethical Job
以上の4サイトに他にもPinnacle Peopleという人材派遣会社のサイトなども見たりしてましたが、それぞれ広告が出ている職種に偏りが強かったりするので、個人的には多くの人が利用しやすく職種の幅も広く今回自分も主に使っていたSeekと、ホスピタリティ系に強くワーホリや学生など短期滞在者向けにも使えるJoraAustraliaをお勧めします。
SEEK（幅広い層に利用価値が高い王道）
このサイトは多くの会社も求人に使っているので本当に職種が多彩です。前回の記事で上げた僕が実際に応募した職種も殆どこのサイトを通して応募います。
Seekのリンク
まず自分のアカウントを作ってメールアドレスとリンクさせて、利用の時はログインした状態でサーチを進めて行くと後々便利です。
最初の画面(Job Search)でWhatの欄に自分の探している職種のキーワードを、真ん中の欄には更に職を絞りたり人は選択して、一番右のWhereの欄には自分が働きたいエリアを入れれば絞った求人広告がアップされてきます。
ではそのSeekの便利な特徴を上げていきます。
☆履歴書やカバーレター・他の資格の関連書類などをサイトに保存出来る
これは絞った業種で仕事を探している人には便利です。自分のアカウントを作った時にそのまま履歴書やカバーレターや他の個人情報を保存しておけば、毎回一々履歴書をアップする必要が無いからです。
＊但し幅広く探していて、業種ごとに履歴書やカバーレターを変えている人は結局毎回アップロードする事になりますが。。
☆Relevance機能を使えば自動的に自分のスキルにあった広告が優先的にアップされる
サーチを開始すると一番トップに上がってきた広告の右上にsorted byという小さな表示が出て来ます。
その右の表示をRelevanceかDateで選べます。
Dateを選択するとアップされた日付の若い順、そしてRelevanceにすると自分のアカウントにアップした職歴やスキルに関連した広告が優先的に上の方に来ます。なので無駄に色んな広告を見てスルーする手間が省けます。
☆検索した広告をSaveしておける
ジョブサーチを続けていてちょっといいな、と思った求人広告があるとします。ただある会社の返事待ちなのでちょっと置いておきたい、または応募に時間が掛りそうなので翌日以降にやりたい、といった時に便利な機能です。
Seekは求人広告が多いためちょっと目を離したら自分が気になっていた会社の広告がどこにいったのか探すはめになります。そんな時に見つけた時にSave機能で保存しておけばいつでもその仕事に行けます。
自分のアカウント名の右のやじるしをクリックするとSaved Jobという項目が出てくるのでそこに自分が保存した物の一覧が出て来ます。
上記のそれぞれの機能を効率よく使うためにも最初に自分のアカウントを作っておくことは必須です。
☆Cerstyに登録しておけば相手側に労働出来るビザがある事を自動的に知らせる
Seekに登録すると後日Cerstyに登録しましょう！というメールが届きます。このCerstyというSeek連動した機能は、事前に自分のパスポート番号などの情報をい入れて現在オーストラリアで労働が出来るビザ保有している事を証明するものです。これに登録しておけばSeekを通してJob Applicationをした際には先方に応募者がきちんとしたビザ（永住者・学生・ワーキングなど）がある事を認識する事が出来るので、やらないよりやっておいた方が数ある応募の中からビザの有無が不明ならその時点で却下、といったことを免れる確率が高くなるかもしれません。
ま、この登録はSeekから来たメールにあるリンクに行って登録するだけなのでほんの数分しか掛からないのでやっておいて損はない気がします。
Seekは求人する会社側に対してもきちんと審査があるのであまりいい加減な会社が無い、というのが最大の利点です。虚偽の労働条件などを乗せてそれによって利用者が被害をこうむった場合は会社側にペナルティーがあるので、全体的にしょうもない会社が広告を載せている可能性は低いです。
（ただ中にははっきりと業務内容などを記載していない、ネットワークビジネス系と思われる怪しい旅行会社などが頻繁に求人していたりもしましたが。。あまり新店舗オープンとかの明確な理由もなく頻繁に求人広告を出している所は避けた方がいいかもしれません。）
＊Seekは大手チェーン系会社やNPO法人・政府系組織などが多く求人広告出してたりするので‘Seekから"Apply"をクリックしてもその会社の自前のサイトに飛ぶことが結構あります。
そうするとまた一から履歴書などをアップロードしたり、一からアカウント作成して他の情報入れたりその業種に関連したクイズ形式の問題を回答しなくてはならなかったりと、一つのJob Applicationをするのに下手したら1～2時間以上掛かる時もあります。
（＊一度空港での仕事に応募した時は色々入力した後最後に９９問の質問が待ってた時があって、終わった時はぐったりした。。）
なので永住者や学生が将来のキャリアなどを考えて長期的な視野で良い環境の仕事を探すのには最適ですが、すぐにでも仕事！！という人には次のJoraAustraliaというサイトが良いかもです。
＊勿論Seekにも即開始！といった仕事も沢山あります。
JORA Australia（永住者からワーホリまで割とすぐに働きたい人向け）
割とすぐに仕事を始めたい！という人にとってホスピタリティ系の仕事って手っ取り早いイメージが強いので、結構優先順位の上の方に上げる人が多いのではないでしょうか？
僕も調理関係を探す参考にこのサイトに登録しておいたんですが、Joraはホスピタリティ系の募集も沢山あって、それも町のレストラン・カフェ・パブ・バーが多いので応募して目に留まれば翌日面接来てよ！なんてのがあります。
Joraのリンクはこちら
例えば同じ調理の仕事でも福祉・医療施設やホテルなどは基本労働条件がしっかりしていて法順守の意識が高いですが、その分応募～連絡が来て面接（多い所は２次以上ある）～採用～契約書類～トレーニング、といった過程に時間が掛ります。
なので労働条件などに関しては前者に劣るものの、町のレストランやカフェなどは労働環境など多少目をつぶればすぐに仕事！すぐに収入！というケースには良いと思います。
このサイトも勿論自分のアカウントを作って登録します。
そしてこのJoraサイトの便利な所は、アカウントに自分の履歴書や探している業種をアップしておいてEメールアドレスか携帯番号をリンクさせておけば、関連した仕事の募集が出ると自動的にその情報が送られてくるので一々毎回何か求人がアップされていないか豆にサイトを開く必要がありません。
僕はCookジョブを探していることと携帯番号を登録してましたが、SMSで頻繁にCookの募集のお知らせが来ました。
JoraLocalを通して町のレストランなどの応募は一旦アカウントに履歴書など登録しておけば、小難しい質問や手続きが一切ないのであっという間にApply出来ちゃいます。（レストランなどはカバーレターすら見もしない所が多い）
余談・個人的にGumtreeというサイトはお勧めしない
あくまで個人的な考えや経験からですが、Gumtreeというサイトで仕事を探す事はあまりお勧めしません。
Gumtreeは無料の情報交換サイトで、求人のほかにシェアハウスや車や物品の個人売買などの情報も色々乗っていて便利なサイトです。
ただ誰でも乗せられてしまうサイトなので、Seekではなくここに乗せている会社という時点である程度の質が見えてきます。自分自身が経験したことは、ある会社に面接に行った際色々はっきりしない部分を突っ込んで条件などを聞くと、実際広告に載せている労働条件とはかけ離れた給与体系などであることが分かったケースなどが数年前にありました。それ以来使ってません。
＊一度空手道場系のフランチャイズの仕事をGumtreeで見つけ、広告ではフルタイムジョブで年収～～と明確に出ていたのに、実際面接に行ったら完全出来高制のねずみ講空手ビジネスだったことがあります！！
（要するにアポなし訪問営業で空手道場の会員を増やせばその分自分の収入になり、それがねずみ講の形式でピラミッド型になっている団体だった。。。）
勿論中にはちゃんとした会社も載せているでしょうが、結構無責任な所も多い印象です。個人的にはちゃんとキャリア積みたい人には絶対お勧めしません！
自分は最終的に結局福祉系の調理師の仕事に決まったのですが、そこまでに色んな仕事に応募していたので、ま～～骨折れました。！！一社一社の応募にそれぞれの独自のサイトで一からやらなければならなかったので、ただ応募するだけで時間と労力が掛る掛かる。。
自分なりに今まで職種も会社もオーストラリアに来て色々と経験したので、次回以降は優良な会社の見分け方の基本やワーホリの人でもローカルの仕事ゲットに近づくやり方に関して、今までんな人を見て来て自分なりに考えた事を書いてみたいと思うので、良かったら参考までに読んで下さいね❕❕
