スマホも地図アプリも無くても冒険は出来た❕中国から中国から中央アジア ~シルクロード横断ディープ旅~ ウズベキスタン編⑰
<タシュケント~空港>
~夢の時間の終わり、様々な思いを残して現実の世界へのカムバック飛行~
翌朝は早く起きて宿で朝食を食べチェックアウトをした。
今朝のフライトで俺はタイのバンコクに向かうので、陸路でずっと来たシルクロードの旅もここで今回は終わりを告げる。
空港にはちょどう例のスイス人の折り紙おばちゃんが俺と同じようなタイミングのフライトで帰るので、タクシーをシェアすることにした。
空港にはかなり早く着きおばちゃんと別れ一人になった。
今回のこの中央アジアでは、今まで行った色んな過去の旅には無かった経験を沢山し、史上最もインパクトの強いエキサイティングな旅となった。
色んな人に出会い、別れ色んな価値観を知ることになった。
旅人にやたら親切な現地の人々、タダでホテルに泊めてしまう人、とにかくどこに行ってもクラブに行きたがり常に女を狙っている若い旅行者、軍隊経験を経てベジタリアンになり一日置きに悪夢に魘されるユダヤ人、中国語が話せない俺に一生懸命通訳してくれた新聞記者と砂漠でカラッカラのゆで卵を渡して来る写真狂いのおっさん、そしてこんな俺に恋をする中国人女性、など他にも色々と様々な印象深い出会いが多かった旅でもある。
色々な場面で人に親切にされたので自分も色々と考えさせられ、また親切を返して行こうと思う。いつかこのシルクロードにはチャリと共に帰って来たい。ありがとう、全ての経験に!!
~~エピローグ~~
7月20日にウズベキスタンからタイ・バンコクに飛んだのだが、一旦旅は一段落したのだけれど、まだしばらくダラダラとタイ&マレーシアを旅して最終的にオーストラリアに帰国したのは9月3日だった。
それなりに色々な事もあり、また現地の人達との交流もあったりしたが、中央アジアまでの旅があまりにも強烈で自分でもタイ&マレーシアはそれ程印象に残っていなく、特筆すべきことはあのクレアーと再びマレーシアで合流してしまった事だろうか。。
とにかくこれでこのシルクロードの旅はおしまい