DavePerthのオーストラリア生活記&海外旅行記

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ボルネオ島 野生動物(ど素人)写真館 ~ジャングルで出会ったワイルドライフ~ Version②2018

ボルネオ島ワイルドライフ写真館Version 2>

 

過去4度のボルネオ島の東マレーシアサバ州のジャングルで出会った野生生物の写真をまとめて見ましたので、興味ある人は見て下さい。
パート2は2018年のトリップの時の写真&動画です。

 


《野生の王国・キナバタンガンで見れた動物》

2018年は野生動物探しは、キナバタンガンという地域のみで行いました。

キナバタンガンという川沿いの地域はボルネオ島サバ州の中でも野生動物の宝庫として知られていて、世界中から多くの研究チームなどがこの場所を拠点に絶滅危惧種などを初め様々なワイルドライフを研究している。
サバ州で野生動物の観測するならここが一番見る確率が高く、またオランウータンを目撃するならここの川沿いが一番確率が高い。

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ボルネオ島の中の東マレーシア領サバ州の東端の方にキナバタンガンがある

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拡大地図でこの川沿いのエリアが野生動物の宝庫なのだ!

 

 


*ド素人が安っすいカメラで撮ったものなので、画像の質やスキルの無さはご了承下さい。

 

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一発目から出た、ボルネオの固有種で世界最小のゾウ・ピグミーエレファント。悲しい事に絶滅危惧種

 いきなり群れで現れたピグミー・エレファント。木の向こうに何匹もいた!!

Pigmy Elephants from Dave Yanagiba on Vimeo.

 

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夕暮れに仲睦まじいホーンビルのカップル。

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夜の闇にうごめく、黒い塊。あれ、全部コウモリ!

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ナイトキーロという、夜行性の鳥。最初全く見えなかった。

 

Buffy Fished Owlというフクロウ科の鳥。

Buffy Fished Owl from Dave Yanagiba on Vimeo.

 

 


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定番のワニ!これを見なければボルネオじゃない

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一回目に遭遇した巣を作っているオランウータン。分かるだろうか。。。

 画面右側を注目!オランウータンが手を動かして巣を作ってるのわかるだろうか。。?

Orangutan nesting from Dave Yanagiba on Vimeo.

 

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夜の闇に光る、名前何て鳥だっけ?

 

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木の穴から顔を出す、ウッドペッカー💙

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ライスを狙ってやって来たリス?かな

 

Rice stealing Squirrel from Dave Yanagiba on Vimeo.

 

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草むらの陰で見つかっちゃった、シベット!(ジャコウネコ)

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ボルネオに来たら見なきゃ帰れない!全部のテングザル!

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こちらを伺うテングザル。。

 ジャンピング・テングザル❕ 木から木へと飛び移った迫力の一瞬❕❕

Jumping Proboscis monkey from Dave Yanagiba on Vimeo.

 

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キングフィッシャー!(カワセミ科)

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M2 EF-M18-55 IS STM レンズキット(ホワイト) EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM 付属 EOSM2WH-1855ISSTMLK

OLYMPUS PEN E-PL7 ボディ ホワイト ミラーレス一眼 PEN E-PL7 BODY WHT


ここらで一休み。

ジャングルの川に反射している虹。この時はほっこり和んだ。

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ゾウ再び!今回は群れ!!

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このゾウ達がいつまでもいますように。。

 

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ただの木にしか見えないが、実は何かがたくさん隠れている。。

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シルバーリーフモンキーの群れだった!左の白っぽいのはアルビノ

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この色の違い分かるだろうか。。群れに一匹の割合でいるらしいアルビノ

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ついに間近に表れたオランウータンの親子❕❕❕

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背中に小さな子供を背負っているのが分かるだろうか。。

 

船が揺れてブレブレだが、オランウータンの親子が近くで取れた!

Orangutan parent-child part 1 from Dave Yanagiba on Vimeo.

Orangutan parent-child part2 from Dave Yanagiba on Vimeo.

一瞬こっちを見た❣ 母親オランウータン❢



《ボルネオに持って行く、動物に探しに必須な参考資料》

野生動物を探すのに、非常に役に立ったのがボルネオの動物を詳しく解説した図鑑でした。これはハード版・電子版関わらず動物観測では必須だと思います。
私は"A Field Guide to the Mammals of Borneo"という英語版の奴をアマゾンで買って使ってます。(Lupa Masaエコロッジのスタッフの自然学者・ニックが使っていたのでそれをマネて買っただけですが、現在販売されていないのか検索しても同じものは出て来ませんでした。。。)
日本語版も調べてたら良いのが何個かありそうなんで下に紹介しておきます。
是非今度の旅の参考に!
 


ボルネオ島アニマル・ウォッチングガイド

 *これは日本語版の詳しい図鑑で、どのポイントで何の動物が見れるかなどかなり詳しく書いているみたいです。欲しくなった!

 


フィールドガイド ボルネオ野生動物 オランウータンの森の紳士録 (ブルーバックス)

*こちらはKindleも出てるので、タブレットなどに入れてくれば、本よりも持ち運びに便利ですね!カラー写真で詳しく解説も出てるみたいなので

 


オランウータンに会いに行く

*こちらは写真中心で子供から大人まで楽しめる 、ジャングルのワイルドライフへの興味を掻き立てる登竜門のような本かも!

 

《ボルネオでの動物探検情報》

マレーシア・サバ州は日本からもオーストラリアからも意外とアクセスが楽で、治安の心配も無く人も親切で穏やかなので、アフリカや中南米に行く時間がない人達の、動物探検旅行に最高のロケーションだと思う。

オランウータンに会えるかどうかはかなりその時の状況や運も味方にしないとダメだけど、テングザルはキナバタンガン地域に行けば90%以上の確率で見れるし、ボルネオの固有種・ピグミーエレファントはキナバタンガン川・下流Sukauという村に滞在すると見られる確率が上がる。

Sukau周辺ではロッジに宿泊するか、或いはホームステイをすればそこで食事からトラディショナルダンスのレッスンなど色々とアクティビティーも楽しみながら、ボートやトレッキングでの動物探しがふんだんに楽しめる。

2018年にSukauでお世話になったホームステイの家族は経験も豊富で、よく見つけてくるなっていう感じの動物達も発見してくれて、他のアクティビティーも楽しかったので紹介しておきます。

www.sukauhomestay.com

興味ある人はホームページを覗いてみては?

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大家族と一緒にトラディショナルダンスを踊る!意外と面白かった

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日本のコマ回しにそっくりの伝統文化アクティビティーも!地球は繋がってる

上記のSukau周辺の下流地域はキナバタンガン地方では圧倒的にロッジや観光施設が多く、殆どのツーリストがここに滞在する。この辺りが一番動物・特にピグミーエレファントが見られる確率が高い。

一方でもう一か所お勧めするのが、自分が2016年に続き2018年も滞在した、キナバタンガン川流域で、Sukauなど中心地から遥か上流のBatu Putehという村にある、Mescotという会社が持っているエコロッジに滞在する方法。

ツーリストが滞在する施設がこの地域にはここしかないので、他の地域よりぐっと静かになりもっとワイルドなジャングルを満喫出来る。ただこのエコロッジは電気も無いので夜はヘッドライトなどが必須になり、ホットシャワーなど無いのでマンディ―という現地の水浴びスタイルが基本。

下記がそのエコロッジがある、Mescotのウェブサイト。

◎Batu Puteh村 Mescotのホームページ 

http://www.mescot.org/

 

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Mescotのエコロッジ。こっちの方がワイルド。上が寝床で下の空間がトイレと水桶。

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上の階の寝床。一応蚊帳はあるが、電気が無いので予めヘッドライトを用意!

 

《キナバタンガンへのアクセス》

 キナバタンガンはボルネオ島の東マレーシア・サバ州内に位置しています。

おそらくアジアでもトップレベルでワイルドライフ探検が楽しめる地域です。

起点になる国際空港があるコタキナバルから州内フライト(By MASwings

https://www.maswings.com.my/ )かバスでSandakanというサバ州第2の町まで行きます。そこから上記の場所へアクセスするには、

  • SukauのホームステイなどはSandakanからピックアップしてくれます。
  • Batu Puteh のMescotエコロッジはSandakanのバスターミナルからLahad Datu行きのバスに乗り、乗車時にドライバーにBatu Putehに行く旨伝えれば村の前で下ろしてくれます。

 

キナバタンガンでの動物探検で気を付けなければならないのは、各村がボートでのアクセスが基本だったりするため、必ず事前に予約をしていかなければならない点です。

各ホームページで事前にコンタクトしたり、またコタキナバルの町の旅行会社でも予約が出来ます。(自分でやった方がぐっと割安になりますが。。)

 

《シーズン》

動物を見る最適なシーズンは現地の人に聞いてもそれぞれあれこれいうので何とも言えませんが、基本雨期ど真ん中は避けた方がいと思います。自分は2016年は3月末、2018年は11月末に行きましたが、11月末は雨期ど真ん中でジャングルライフが大変でした。

まーその時はラッキーな事に動物は結構当たったけど、毎日激しい雨でジャングルを歩くのもつらく、ボートで動物探してても急に雷雨が来たりして動物探し所じゃなくなったり。。

そして何よりの大敵は大量の蚊・ヒル・他の様々な虫などでした。一回夜のジャングルウォークに行って帰ってきたら両足に合計ヒルが15匹以上くっついていた、なんてこともあって、気づくと首をやられ2時間くらい血が止まらなかったり。。

逆に2016年の3月末の乾季に行ったときはそれほど虫やヒルに悩まされなかったです。

なのでお勧めは3~6月の、乾季でさらにまだヨーロッパからなどの旅行者が少ない時期ですね!

 

《安全面》

あくまで個人的な経験から来る見解ですが、サバ州を旅して危険を感じた事は過去に全くありませんでした。基本現地の人も穏やかな人が多く、自分はビーチの村などを初め沢山友人が出来ました。行くたびに会う友人もいます。

日本の外務省のホームぺージでサバ州東海岸沿いが赤く塗られてしまっていますが、自分の理解では(経験や現地の人の情報やその他諸々の事を考慮した上で)Semporna諸島という海域にある、世界的な有名なダイビングスポット周辺にたまに出没する海賊の事を指しているのではないのかと思います。

この海賊がたまにダイビング中の外国人や漁に出ている地元漁師などを、船の上からまたは水中で誘拐して身代金を要求する事件を起こします。

おそらく外務省はその事をいっているんだと思いますが、通常Sandakanの町付近でも危険を感じる事は全く無いし、キナバタンガン地域など行けば分かりますが、ただの本当に田舎です。

 

なので自分の経験からは普通にその特定の海域でダイビングなどをせず、陸路を中心に旅していれば非常に安全な部類に入る地域だと思います。

むしろコタキナバルの町などでは夜まで店が開いていて人出もあるので、僕の住むオーストラリアなんかより夜は全然安全で、また変な酔っ払いや集団でいる輩なども皆無なので、日本の都市部などよりよっぽどリラックスして行動出来ています。

ま、あくまで個人の見解ですがそれが正直な思いです。

 

なので是非機会があったらあまりまだ日本人が沢山来てなくて、タイの島やバリに来ているようなたぐいの西洋人共に荒らされていないボルネオ島で、思いっきり自然を満喫してみてはどうでしょうか?

 

お勧めです!(色々海外に行っていて)

もしもっと詳しく聞きたい人は気軽にコメントでもメッセージして下さい!!

 

 

 *成田からコタキナバルまで週2便直行便が就航!!

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